みずの@CVSTree proj. 代表です。 CVSTree project は、今月の27日で、3ヶ月になります。当初の予定で、3ヶ月で プロジェクトを終了させる予定でした。この報告書をもって締め括りとさせて頂 きます。 先月の同じ頃、私が非公式の status report を書きました。その後、大和さん にも何かを書いてもらってしっかりとした報告をしようと思いましたが、そもそ も専念してくれるメンバーを確保できなくて、うまく動かなかったプロジェクト を云々言ったとしても、あまり意味もないので、以下に簡単な報告とその後の 状態を報告します。ですから、先月の内容とあまり変っていません。 個人的には 今回は、かなり消化不良に終っていまいましたので、また機会をみ つけて(liloにかぎらず)なにかのプロジェクトに入ってみたいと考えています。 ------------------------------------------------------------- Cvstree project status report ○ cvstree.elのpcl-cvsへの統合 cvstree.el は PCL-CVS のメンテナの方にメンテナンスを委ねました。その後 PCL-CVS に統合され、cvstreeを含むPCL-CVS 2.9.6が gnu.emacs.sorucesでアナ ウンスされました。 ○ サブプロジェクトの運営の破綻 さて、CVSTree project は、lilo のなかで、サブプロジェクトとして発足し、 ML が作られてから、7/27 で 3ヶ月がたちます。しかし、「若く、かつ比較的 時間の取れる学生」をメンバーに入れることが出来なかっただけではなく、 「このプロジェクト一本に絞って作業してくれる人」をみつけることが 出来ま せんでした。そのため、ほとんど Primary author である大和さん だけがコー ドを書いていたという状況になり、プロジェクトとして作業がとどこおるように なりました。 結局、このことにつきます。細かい原因は他にもありますが、やはり このプロ ジェクトに専念してくれる人がいないと、どうしても作業が遅れますし、連絡も あまりない状態になってしまいます。 ですから、今回の場合 あまり原因究明してもしかたがないものと考えます。 あと、私の個人的見解を書かせていただきますと、言語教育まで行なおうとする と プロジェクトのマネージャ的役割の人の負担がかかってしまいますし、メン バーもその言語を修得してやろうという意欲と時間がないと難しいことが分りま した。 ○ まとめ ・ lilo での CVSTree の活動は停止しました。 ・ cvstree.el のメンテナンスは、PCL-CVS のメンテナの方に渡りました。 ・ cvstree.el はある程度 便利に使えるようになりましたが、「若いプロ グラマーの発掘と育成」という目標は果せずに終りました。 ○ 情報源 CVSTree: http://bandits.aist-nara.ac.jp/~masata-y/cvstree/ PCL-CVS: ftp://rum.cs.yale.edu/pub/monnier/pcl-cvs -------------- 以上、簡単ではありますが、これを最終レポートとさせていただきます。 ----------------------- みずの mmizuno@ma.neweb.ne.jp